ホームページを持っている企業は自社のことを多くの人に知ってもらいたいためにアクセス数を伸ばしたいと考えるのが一般的です。そのため、SEO対策を行うこともあるでしょう。しかしSEO対策を行うとアクセス数が伸びるだけではなく、デメリットも生じる可能性があります。例えば、サイバー攻撃の対象になることもあります。企業だけではなく、公官庁のウェブサイトで稀にサイバー攻撃が起こりますが、これが注目を集めた企業やウェブサイトであっても起こる可能性があります。サイバー攻撃に遭うと情報漏えいの危険性も高くなることが予想されるので、十分に注意をしなければいけません。アクセス数がアップするということは様々なリスクも同時に背負うということになってしまうので、SEO対策をするとともにセキュリティーもアップさせたほうがよい、ということになります。そのために事前の対策も考えておき、何があっても情報漏えいが起きないようにしておくことも必要です。
サイトを検索上位に表示させるために、ソースコードを変更したり、サイトレイアウトを工夫することをSEO(検索エンジン最適化)とよびます。従来はコンテンツは程々の内容であっても、外部リンクを増やしたり、ソースコードのメタタグに記入するキーワードやディスクリプションの書き方を工夫するなどの手法を適用するだけで、SEO対策できたこともありました。もちろん、検索エンジンのアルゴリズムが変更されても、推奨されるサイトポリシーに従ってサイトを構成することが重要であることは変わりありません。しかし、自サイトが検索上位に表示されるために重要な施策は日々刻々と変化しており、小手先の手法は通用しなくなってきています。むしろコンテンツの内容を重視する方向へシフトしてきていますので、質の高い文章やその他のコンテンツを提供することが、ひいては検索順位を上げることにつながるようになってきています。利用者に役立つコンテンツを提供しているサイトが、より評価される当たり前(理想的な)環境へ変化してきていることを再確認したいところです。